会社の未来は、
社長が「こうしたい」と思うところから始まります。
売上をもっと伸ばしたい。
利益をしっかり残せる会社にしたい。
社員が安心して働ける会社にしたい。
新しい事業を始めたい。
もっと良いお客様と仕事をしたい。
自分がいなくても回る会社にしたい。
次の世代に会社を引き継ぎたい。
社長によって、実現したいことは違います。
そして、それは最初から数字になっているとは限りません。
「こんな会社になったらいい」
「数年後、こんな状態になっていたらうれしい」
そんな思いから始まることもあります。
私たちは、そこから会社の未来を一緒に考えます。
会社を良くする方法は、一つではありません。
売上を増やした方がよい会社もあれば、
利益率を高めることが大切な会社もあります。
新しい事業を始めることが未来につながることもあれば、
今ある事業をもっと磨く方がよいこともあります。
だから、最初から「何をするか」を決めることはしません。
まず考えるのは、
社長が、どんな会社をつくりたいのか。
です。
どんなお客様に喜んでもらいたいのか。
どんな商品やサービスを提供していたいのか。
社員には、どんな気持ちで働いていてほしいのか。
そして社長自身は、どんな経営をしていたいのか。
そこから、未来を考え始めます。
ぼんやりとしていた「こうなったらいい」が言葉になると、
会社がどこへ向かえばよいのかが、少しずつ見えてきます。
目指したい未来が少し見えてきたら、
次に今の会社を見ていきます。
売上や利益。
お客様や商品・サービス。
社員や組織。
会社にある資金。
もちろん数字も見ます。
しかし、数字だけでは分からないこともたくさんあります。
なぜ、お客様はこの会社を選んでいるのか。
他社ではなく、この会社だからできることは何なのか。
社長が当たり前だと思っていることの中に、
実は大きな価値が隠れていないか。
数字と、社長や社員のお話。
その両方から、今の会社を見ていきます。
目指したい未来と今の会社を並べて見ることで、
これから何を考える必要があるのかが、少しずつ整理されていきます。
会社には、これまで仕事をしてきた中で積み重ねてきたものがあります。
技術。
経験。
お客様との関係。
社員の力。
仕事の進め方。
商品やサービス。
社長自身の考え方や人脈。
ところが、会社の中にいると、
あまりにも当たり前になっていて、その価値に気づいていないことがあります。
また、同じ強みでも、すべてのお客様に同じように評価されるとは限りません。
だから、
「誰に、何を評価されているのか」
を考えます。
なぜ選ばれているのか。
どんなお客様から高く評価されているのか。
まだ十分に生かしきれていないものはないか。
そこを一緒に考えていくと、
その会社らしい勝ち筋が見えてくることがあります。
そして、
「もっと頑張る」ではなく、
「自分たちは、ここに力を入れればいい」
という方向が見えてくることがあります。
最初に社長が考えていた問題と、
本当に考えるべき問題が、少し違っていることがあります。
「もっと売上を増やしたい」
と考えていたけれど、
実は先に考えるべきなのは、
「誰をお客様にするのか」
だった。
「新しい事業を始めたい」
と考えていたけれど、
今ある事業をよく見ると、
まだ生かしきれていない強みがあった。
「人を増やしたい」
と思っていたけれど、
数字を見ながら考えてみると、
今は採用よりも先にやるべきことがあった。
反対に、
「今はまだ無理だろう」
と思っていたことが、
数字にしてみると、
やり方を変えれば実現できるかもしれない。
となることもあります。
答えを外から持ってくるのではなく、
社長のお話と会社の中にあるものを一緒に見ながら、
「本当に考えるべきことは何なのか」
を見つけていきます。
すると、
何となく抱えていた迷いや不安が、
「これを考えればいい」という具体的なテーマに変わっていきます。
目指したい未来。
今の会社の姿。
自社の強みや可能性。
それらが見えてきて、初めて「何をするのか」を考えます。
新しいお客様を増やすのか。
既存のお客様との取引を深めるのか。
価格を見直すのか。
新しい商品やサービスをつくるのか。
新しい事業に挑戦するのか。
反対に、今まで続けてきたことをやめるという判断もあるかもしれません。
大切なのは、
一般的に正しいと言われていることではなく、
その会社が実現したい未来につながることを選ぶこと。
だと考えています。
選択肢が整理されることで、
「何をすればよいのか分からない」状態から、
「次にこれをやってみよう」と決められる状態へ。
少しずつ変わっていきます。
「これをやってみよう」
ということが決まったら、数字で確かめます。
人を採用したら、いくらかかるのか。
設備投資をしたら、資金はどうなるのか。
売上が増えたら、利益はいくら残るのか。
新しい事業には、どのくらいの資金が必要なのか。
利益が出たら、税金はいくらになるのか。
利益。
税金。
資金。
少し先の数字を見てみることで、
「これならできそうだ」
「このままでは少し危ない」
「もう少し時期を待った方がよい」
「やり方を変えればできるかもしれない」
という判断ができるようになります。
数字は、社長の夢を止めるためのものではありません。
実現するために、どうすればよいかを考えるためのものです。
感覚だけでは決めきれなかったことも、
数字という根拠が加わることで、
社長自身が納得して決断できるようになります。
経営は、計画どおりにいくことばかりではありません。
思った以上にうまくいくこともあれば、
思ったほど成果が出ないこともあります。
経営環境が変わり、
当初考えていたことを変える必要が出てくることもあります。
だから、計画をつくって終わりにはしません。
実際にどうなったのか。
数字はどう動いたのか。
なぜそうなったのか。
次に何をするのか。
それを確認しながら、必要であれば打ち手を変えていきます。
そのために、月次の数字もできるだけ早く把握し、
過去を確認するだけではなく、未来を考えるために使います。
計画どおりにいかなかったとしても、
そこで終わりではありません。
今どうなっているのかが分かれば、
次にどうするかを考えることができます。
そうやって一歩ずつ、
社長が実現したい未来に近づいていきます。
「これをやれば会社は良くなります」
と、簡単に答えを出すことはできません。
会社ごとに、
社長が実現したいことも、
持っている強みも、
お客様も、
社員も、
数字も違うからです。
だから私たちは、
社長のお話を聞き、
会社の数字を見て、
いろいろな角度から問いを投げかけ、
一緒に考えます。
「なぜ、それをやりたいのですか」
「本当に伸ばしたいのは、そこですか」
「なぜ、このお客様から選ばれているのでしょう」
「もしこれをやったら、数字はどうなりますか」
すぐに答えが出ないこともあります。
それでも一つずつ考えていくことで、
社長自身が納得して、
「これをやってみよう」
と決められる状態をつくる。
私は、それが大切だと思っています。
未来について考えることは、
楽しいことばかりではありません。
やりたいことがあっても、
数字を見ると難しいこともあります。
今はできないという判断をすることもあります。
思っていた方向とは違う答えになることもあります。
それでも、
「こうしたい」
という社長の思いがなければ、会社の未来は始まりません。
その思いを聞き、
今の会社を見て、
強みや可能性を探し、
何をするのかを考え、
数字で確かめ、
実行した結果を見ながら、また考える。
それを繰り返しながら、
社長が実現したい未来に少しずつ近づいていく。
私たちが目指しているのは、
単に計画をつくることではありません。
社長が、自分の会社の未来を見通し、
次に何をするのかを、自分自身で納得して決められる状態をつくること。
「この方向で進もう」
そう思えるところまで、一緒に考える。
それが、私たちの考える「未来の安心」です。
社長が思い描いている未来は、
社長にしか決めることができません。
しかし、その未来へ向かう道を、
一人だけで考え続ける必要はありません。
まだ、はっきりした答えがなくても構いません。
「こんな会社にしたい」
「実は、こんなことを考えている」
「ここを何とかしたいけれど、どうすればよいのか分からない」
そんなところからで十分です。
お話をしながら、会社の数字を見ながら、
一緒に考えていくことで、
今まで見えていなかったものが
少しずつ見えてくることがあります。
自分たちでは気づいていなかった、会社の強み。
目の前の問題とは少し違う、本当に考えるべきこと。
やるべきことと、今はやらなくてよいこと。
難しいと思っていたことを実現するための、新しい可能性。
そして、
「これならやってみよう」
と、社長自身が納得して決められる次の一手。
一人で考えていたときには見えなかったものが見えて、
会社のこれからを、少し前より具体的に考えられるようになる。
それも、私たちがお届けしたい「未来の安心」です。
あなたの会社では、何が見えてくるでしょうか。
お会いしたときには、
ぜひ、会社のこれからを聞かせてください。
社長の夢を実現するための支援は、有限会社 榮経営研究所にて行なっています。